ダイビングライセンス
2023年07月20日

ダイビングライセンス取得の費用は?ライセンスの重要性や種類も紹介

 

パソコンで調べる女性

ダイビングを本格的に楽しむためには、ライセンスの取得がおすすめです。ダイビングライセンスがなくても海の中には潜れますが、さまざまな制限があるため、本来の海の魅力を存分に堪能できません。

ダイビングライセンスの取得には費用がかかり、ライセンスの種類によって金額が異なります。今回は、ダイビングライセンスの重要性や種類別の費用について解説していきます。

 

ダイビングライセンスとは?

ダイビングライセンスとは、スキューバダイビングを行うためのライセンスのことです。ダイビングはライセンスがなくても行えますが、体験ダイビングしか参加できません。体験ダイビングはインストラクターと一緒に行動するのが必須であり、潜りに行ける水深は最大12mまでといった制限があります。そのため、深い海の世界を自由に泳ぐことはできません。

ライセンスを取得することで、インストラクターがいなくても自由自在に泳げます。ダイビングライセンスには8つのランクがあり、もっともレベルが低いオープンウォーターダイバーでも水深最大18mまで潜れるため、普段は知り得ない海の世界を楽しめるのが魅力です。

オープンウォーターダイバーは、ダイビングショップやスクールで、学科講習と実習を数日間行うことで取得できます。ダイビングライセンスは、さまざまな団体が発行しているため、スクールやショップによってライセンスの種類や費用などが異なります。

 

ダイビングライセンス取得のメリット

ダイビングライセンスを取得すると、体験ダイビングでは潜れない深い海の世界や洞窟など、さまざまな神秘的な景色を見られます。そのほかにも、ダイビングライセンスを取得するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 有効期限がない
  • 世界各国でダイビングできる
  • 毎回基本レッスンを行う必要がない

 

有効期限がない

ダイビングライセンスは、どの種類であっても有効期限がありません。更新する必要もないため、一度取得すると生涯使える資格です。ただし、ランクが高いインストラクターやダイブマスターなどは、更新する必要があるので注意しましょう。

世界各国でダイビングできる

ダイビングライセンスは世界共通であるため、ライセンスがあれば世界中どこの海でもダイビングが楽しめます。国やダイビングショップによっては、体験ダイビングがない場合もあるため、ライセンスがなければダイビングを楽しめないこともあるかもしれません。しかし、ライセンスを持っていれば、どこの海でもダイビングができます。

毎回基本レッスンを行う必要がない

ダイビングライセンスがない体験ダイビングの場合、機材の操作方法やハンドシグナルのレッスンを毎回行う必要があります。何度も体験ダイビングを行っており、ダイビングに関する知識がある方でも、ライセンスがなければ毎回の基本レッスンが必要です。しかし、ダイビングライセンスがあれば、知識や技術があることの証明になるため、毎回基本レッスンを行う必要はありません。

 

ダイビングライセンスを取得するために必要な費用相場

ダイビングライセンスを取得するには費用がかかり、費用相場はライセンスの種類によって異なります。今回は、日本で取得できる以下のライセンスの取得に、必要な費用相場をご紹介します。

 

  • PADI
  • NAUI
  • SSI
  • CMAS
  • SNSI

 

ダイビングライセンス取得の費用相場|PADI

PADIのダイビングライセンスを取得するための費用は、6〜7万円が相場です。費用の内訳には、講習費・教材費・申請料・機材レンタル費・施設使用料・海までの移動費・宿泊費が含まれます。

PADIは世界最大のダイビング認定機関で、国際的に広く認知されています。初心者からプロフェッショナルまで、さまざまなレベルに応じたコースが提供されており、安全と楽しさを重視したカリキュラムが特徴です。PADIのダイビングライセンスを取得できるダイビングショップは全国各地に多くあるため、取得しやすい種類のライセンスだといえます。

ダイビングライセンス取得の費用相場|NAUI

NAUIのダイビングライセンスの取得費用は、8.8〜15万円です。NAUIのライセンス取得のコースには3つの種類があり、一番費用が安いコースは日帰りで、一番費用が高いコースは海洋実習を沖縄で行います。費用の内訳には、指導料・教材費・申請料・交通費・機材レンタル費が含まれますが、交通費や宿泊費には別途料金がかかります。

NAUIはアメリカ初のダイビング認定機関であり、個々のニーズに合わせた柔軟な指導方法が特徴です。1960年に設立されたNAUIは、世界最古のダイビング団体ともいわれており、PADIと合わせて世界的に人気のあるライセンス団体です。

ダイビングライセンス取得の費用相場|SSI

SSIのダイビングライセンスの取得費用相場は、5〜6万円です。内訳には、講習費・実習費・教材認定料・機材レンタル料などが含まれます。

SSIは世界中で認知されているダイビング認定機関であり、デジタル学習ツールを活用した教育システムが特徴です。デジタル学習ツールを使うとオンラインで講習を受けられ、オンライン講習と水中でのトレーニングを組み合わせて、個人の都合にあったライセンスの取得ができます。

ダイビングライセンス取得の費用相場|CMAS

CMASのダイビングライセンスの取得費用相場は、5〜7万円です。内訳には、指導料・教材費・ボート乗船料・保険料・レンタル機材料・施設使用料などが含まれます。

CMASは、ダイビング発祥の地であるフランスのダイビング認定機関です。スキューバダイビングだけでなく、水中乗物や水中設備、水中科学など、あらゆる水中活動を行っています。CMASの基準で水中レジャーの活動をしている方は、600万人以上に及び、日本でもCMASのライセンスが取得できるショップやスクールは少なくありません。

ダイビングライセンス取得の費用相場|SNSI

SNSIのダイビングライセンスの取得費用相場は2〜4万円であり、ほかのライセンスよりも安いのが特徴です。SNSIは、1994年にイタリアで設立された認定機関であり、最新のダイビングデータをもとに、質が高く安全なダイバーを育てる活動をしています。

SNSIでのトレーニングは、ISO準拠の一般的な講習よりも、多くの時間をトレーニングにあてています。そのため、講習が終了するころには、ほかのライセンス保持者よりも高い経験値を持てるのも魅力のひとつです。

 

ダイビングライセンスの費用に関する注意点

ダイビングライセンスの取得は安いものではないため、自分に合ったショップやスクールで、適切な種類のライセンスを取得したいものです。ここからは、ダイビングライセンスの費用に関する注意点を、3つご紹介します。

 

  • キャンペーン価格に気をつける
  • ランクの内容を把握する
  • すべての内訳を確かめる

 

キャンペーン価格に気をつける

ダイビングスクールやショップは、キャンペーン価格を打ち出すことがあり、ついついお得だと感じてしまう方も多いかもしれません。しかし、キャンペーン価格は本当に安くなっているだけでなく、通常価格をあえて高くして安く見せている可能性もあります。キャンペーン価格が提示されている場合は、通常価格を確認してダイビングライセンスごとの相場と照らし合わせましょう。

ランクの内容を把握する

ダイビングライセンスにはランクがあり、一般的にライセンスの登竜門とされるオープンウォーターダイバーと、インストラクターになるために必要なライセンスでは、潜れる深度やできることが異なります。オープンウォーターダイバーは18mしか潜れないため、19m以上潜りたい方は高いランクのライセンスが必要です。

すべての内訳を確かめる

ダイビングショップやスクールによって、費用に含まれる内訳は異なります。中にはライセンスの発行申請料や教材費が別途かかるところもあり、トータルで見ると高額になってしまうかもしれません。内訳の内容をすべて確認し、プラスで必要な費用はないかを確認しましょう。

 

まとめ

本格的なダイビングを楽しむためにはライセンスが必須であり、取得には2〜15万円の費用がかかります。種類によって相場は異なるため、今回ご紹介した費用相場や内容を参考に、自分に合った種類のライセンスを選びましょう。

費用を抑えてダイビングライセンスを取得したい方は、SNSIがおすすめです。SNSIのライセンス取得は、「東京ダイビングスクール Beyond」にお任せください。ライセンス取得費用は19,800円で、ライセンス申請代・マニュアル費用・機材レンタル代・講習費など、必要なものがすべて含まれています。コスパの高いダイビングスクールで、世界基準以上のダイビングスキルを身につけましょう。