ダイビングライセンス
2024年04月01日

ダイビングライセンス(Cカード)取得のすべて|後悔しないために費用・日数を知っておこう

ダイビングライセンス(Cカード)の取得は、ダイビングを楽しむための第一歩となります。安全にダイビングを楽しむための基礎的な知識と技術を身に着けるためには、信用度の高いライセンスを選ぶことが重要です。そこで今回は、ダイビングライセンス(Cカード)の種類や取得のための費用、日数について解説します。

ダイビングの認定証は一般的にライセンスと呼ばれていますが、正式にはCカード(Certification Card)といいます。ダイビングの認定証は、国家資格ではなく民間団体が発行しているため、ライセンス(資格)ではありません。

しかし、この記事では一般的な呼び方に合わせて、「ライセンス」と表記いたします。ご理解のうえ、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

Contents

そもそもダイビングのライセンスは必要?

ライセンスを持っていない方でも、旅行先の体験ダイビングなどに参加することはできます。「ライセンス無しでもダイビングを楽しめるのに、お金をかけてライセンスを取る必要ある??」との疑問を感じるかもしれません。

確かに、観光地で少し潜るだけならダイビングライセンスを持っていなくても楽しめます。しかし、ライセンスライセンスがあると今まで以上にダイビングを自由に楽しむことができます。

  • 泳げる範囲
  • 泳げる時間
  • 毎回のレッスン有無

まず泳げる範囲についてですが、体験ダイビングでは潜れる深度を12m程度に定めているところが多いです。場所もすぐに浮上できるところに限られます。

一方ライセンスを取得するとより深くまで潜れるようになり、水中洞窟や夜の海などのユニークな景色も楽しめるのがメリットです。泳げる時間もより長くなり、ダイビングをたっぷりと味わえます。

さらに、体験ダイビングは毎回潜る前にレッスンを受ける必要があります。体験ダイビングの経験が何回あっても、毎回器材の操作方法やハンドシグナルなどの基本事項を学ばなければいけません。ライセンス取得後は自立したダイバーとしての扱いとなるため、毎回のレッスンが不要になります。

もちろんライセンスを取得しても、安全のためにはライセンス交付団体や各ショップのルールに従う必要があり、完全自由になる訳ではありません。しかし、体験ダイビングに比べるとできることが大幅に増え、より楽しめるのでおすすめです。

ダイビングライセンスの正式名称はCカード

ダイビングライセンスは通称で、正式名称は「Cカード」といいます。Cはcertification(認定)の頭文字を取ったものです。ダイビングの資格は民間資格なので、厳密には「所持せずに行為を行うと違法になる」という意味の「ライセンス」には当てはまりません。

しかし、実際海に行ってダイビングサービスの施設を利用したり、シリンダーをレンタルしたりする際はCカードの提示を求められます。ダイビング教育機関の認定により、安全にダイビングを行うための知識や技術を習得済みであることを証明できるのです。

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ダイビングライセンスの種類

ダイビングのライセンスは民間団体が発行しているため、数多くの種類があります。ライセンスについて調べた結果、どれを取得したらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。最もメジャーなライセンスはPADIですが、国際的に普及度が高まっているSNSIにも注目です。ここでは、以下5種類のライセンスの詳細を解説しますので、取得の参考にしてください。

  • SNSI
  • PADI
  • SSI
  • NAUI
  • BSAC

SNSI

【どんなライセンス?】

SNSIはダイビング関連資格の中でも高レベルなカリキュラムを求めており、安全性の高い信頼できるライセンスです。ダイバーとしてしっかり成熟したい方におすすめです。

【ライセンス概要】

SNSIは1995年にイタリアで設立されて以来、世界にネットワークを広げ急成長しています。「RSTC(ダイビングライセンスの指導基準を採択する国際機構)」、「ISO(国際標準化機構)」の認証取得済みの世界基準を満たしたライセンスです。

SNSIでは安全性を重視しており、PADIやISOよりも高い基準のトレーニング内容が定められています。そのため、ISO準拠のトレーニングと比べると、水中での練習時間がより多いのが特徴です。また、中性浮力をしっかり練習するため、初心者のうちから重要なスキルを習得できるのもおすすめのポイントです。

他のライセンスより時間がかかり費用も高くなるのでは?と心配される方もいるかもしれません。ライセンス取得費用の内訳には海洋実習費やツアー費などが含まれており、スクールによって価格設定は様々です。それで、SNSIだけが他のライセンスに比べ各段に高いということはありません。また、時間についても初心者のうちに高品質なトレーニングを受けておくことで、早く初心者を脱却し次のステップへのレベルアップが目指せます。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、SNSI認定のライセンス取得コースをご用意しています。

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PADI

【どんなライセンス?】

PADIはダイビングライセンスの中で最も有名なライセンスの一つです。世界標準のライセンスとなっているため、国内で受けた講習は海外でも統一基準のためすぐに活用できます。国内外での認知度が高く、取得しておくと有利といえます。

【ライセンス概要】

PADIはアメリカ・カリフォルニアで1966年に設立された最も有名なライセンスです。世界186以上の国と地域で約6,600以上のダイブセンターが所属しており、日本でも120万人以上のダイバーがこの資格を取得しています。

PADIでは、学科講習の部分はPCやタブレット、スマホを使った「eラーニング」を選択できます。また、オープン・ウォーター・ダイバー・コースを取得した後は、水中写真やフィッシュウオッチングなど興味関心に合わせて発展できるコースも多彩です。異なる目的や学習スタイルのニーズに対し幅広い選択肢が選べるのが、PADIならではの特徴といえます。

最も普及度の高いライセンスのため、世界中にPADIのショップがある点も魅力の1つです。初めて海外の海で潜る時にも、まずPADIのショップを探せば安心です。海外でも世界統一基準のPADIプロフェッショナルからのサポートが受けられるのは嬉しいポイントです。

SSI

【どんなライセンス?】

SSIもSNSIやPADIに並び、国際基準に準拠するライセンスです。すでに他団体で取得した資格も活かせるため、再びダイビングを始めたい方や関心分野でレベルアップしたい方にもおすすめです。

【ライセンス概要】

SSIは1970年にアメリカで設立されて以来、150か国以上に3,500以上のショップを有するライセンスです。SSIはRSTC創設メンバーでもあり、トレーニング基準の設定を行う立場にもいます。カリキュラムは国際標準規格ISOに準拠しており、SSI準拠のスクールではグレードの高いトレーニングが受けられます。

SSIではダイバーのスタート地点となる「オープンウォーターダイバー」のトレーニングはもちろん、すでにCカードを持つダイバー向けのスペシャルティコースも用意されています。他団体で取得した同等資格やダイビング経験もカウントされるシステムになっているため、様々な経歴を持つダイバーに対して門口が広いのが特徴です。

またSSIでは無料のダイビング専用アプリ「MySSI」も提供しています。トレーニングプログラムのデジタルマニュアルを使用すれば隙間時間での学習が可能です。アプリにはコースの取得や潜水データを記録できる機能もあり、スキルアップを見える化できるのもやる気を高めるポイントです。

NAUI

【どんなライセンス?】

NAUIは、ダイビング指導員組織としての歴史が古い団体が認定する資格です。講習生の適性やペースに合わせ、自由なカリキュラムの設定ができる点が特徴です。

【ライセンス概要】

NAUIは、1955年にアメリカ・ロサンゼルスで設立された、世界初の民間によるダイビング指導員組織です。ダイビングのカリキュラムや制度が確立していなかった時代から、安全に楽しめるダイビングの指導を手がけている団体です。

NAUIでは、国際基準の「RSTC」基準や「ISO」認証を基本としつつも、講習生の適性に合わせた型にはまらない講習がおこなわれる点が特徴です。講習の順序や回数は、インストラクターの裁量によって自由に決められるカリキュラムになっています。そのため、泳ぎが苦手な方や体力のない方など、ゆっくりペースで学びたい方にも適しています。

NAUIの学科講習は、講習生一人ひとりが手元に教材を保持することが必須とされています。また、eLearning(Eラーニング)も可能なため、いつでも自主学習をおこない、より高い知識の習熟を得ることができます。

BSAC

【どんなライセンス?】

BSACは、「安全最優先」をモットーに掲げる団体が設立したライセンスです。BSAC JAPANでは、日本の海の環境に合わせ、翻訳の分かりやすい教材を用いたプログラムが受けられます。知識をしっかりと深めたい方におすすめです。

【ライセンス概要】

BSACは、1953年にイギリスのロンドンで設立されたダイビング指導団体です。歴代の総裁は、英国王室から輩出されたこともあり、英国王室とも深い関わりがある団体です。英国の海は厳しく冷たい環境であることから、「Safety First(安全最優先)」を基本理念に掲げており、その理念はBSAC JAPANでも継承されています。

BSAC JAPANでは、日本の海の環境に合わせて作られた独自のプログラムが提供される点が特徴です。「ダイバーが分かりやすく理解できるように」とのモットーで教材もきめ細やかに作られています。カリキュラムは国際規格「ISO」を取得しているため、海外でも通用する内容を学びます。

 

ダイビングライセンスの取得は何日かかる?

ダイビングライセンスの取得にかかる期間は、各団体のカリキュラムによって異なります。最短では2日で取得できるところもありますが、3〜4日程度要するのが一般的です。ライセンスは安全に潜るための知識や技術を身に着けることが重要なので、早く取得できれば良いわけではありません。無理なく着実にマスターできるペースのカリキュラムを選ぶのがベストです。

なお、当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、最短4日でライセンス取得が可能です。プログラムの内容の詳細は以下で詳しく解説しますので、続けてご参照ください。

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ダイビングライセンスの取得の流れ

ここでは、ダイビングライセンスを取得する際の流れをご紹介します。なお、詳細なプログラムは各スクールによって違いがあるため、ここではあくまで一般的な例としてご紹介します。

0日目:説明会に参加する

まず初めに、入会を検討しているスクールの説明会に参加します説明会の方式はZOOMなどのオンラインもしくは対面、単独もしくは合同など様々です。スクールの説明会に参加すると、ホームページ上の情報だけではわからない細かい点やスクールの雰囲気まで知ることができます。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、ご来店のうえで30分〜1時間程度のご説明をいたします。内容は、料金・スケジュール、ダイビングの楽しさ、リスクなどをわかりやすくご説明します。ご入会は説明を聞いた上で決められ、もちろん無理な勧誘やセールスはいたしませんので、後日検討してからのお申込みでも可能です。

1日目:学科講習を受ける

プールや海で泳ぎ始める前に、1日目はまず学科講習をおこないます。学科講習の時間はスクールにより異なりますが、一日で講習を終える場合は5時間前後が一般的です。オンラインで講習を受けられるeラーニングを導入しているスクールもありますが、直接来校し講習を受ける形のスクールが多いです。

学科講習では、ダイビング器材の使い方や水中での注意点、減圧症についてなど、ダイビングに必要な基礎知識を学びます。講習の最後にテストを行い、習熟度を確認する場合が多いです。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、約4時間の学科講習カリキュラムを設けています。2時間を2回に分けることもでき、仕事帰りなどの時間を利用して夜の受講も可能です

2日目:プールで講習を受ける

2日目は、海に行く前にプールでダイビング器材の使い方や泳ぎ方を練習します。プール講習の所要時間は、半日程度です。まずプールサイドでセッティングをし、次に足が着く浅場でレギュレーターを使った呼吸の練習をします。プールの中では、水中で起こりがちなトラブル対応のスキルも練習します。

ダイビング練習専用のプールには5mほどの深場も用意されています。浅場で慣れたら、深場で耳抜きの練習もできます。このように実際の海に入る前に、透明で見通しがよく、波もないプールで練習することで自信をつけて海へ向かえます。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、6時間のプール実習をおこなっています。ダイビング専用プールには、京王線調布駅もしくはJR東船橋駅からの送迎が可能です。足の着くプールと水深5mのプールを使い、実践的なスキルを練習します。

3日目:海で練習する

プールでの実習を終えたら、次はいよいよ海洋実習です。海洋実習の主な目的は、ダイビング器材を使った海での水中活動に慣れることです。海洋実習は1日2ダイブのスケジュールで、合計4〜6ダイブおこなうのが一般的です。

海洋実習は、インストラクターを伴って安全な水深の場所で行います。練習する内容は、エントリーの方法、プール実習の復習、潜行と浮上、緊急時の対応などです。プールと同じ内容を実践するのでも、フィールドが海に変わると、よりリアリティのある内容となります。この段階では、海の環境に慣れることが重要なポイントです。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では、専用の宿泊施設(クラブハウス)に宿泊し、2日間6ダイブを体験するプログラムを用意しています。都内スクールでは珍しいボートダイビングを行い、短期間でより実践的な技術が身に着けられます。

4日目:引き続き海で練習!スキルがOKであれば合格!

海洋実習の最後に、基礎的なダイビングスキルが認められれば、ライセンス認定となります。ライセンス取得後は、ダイバーとして様々な場所でダイビング活動への参加が可能です。

ダイビング活動には主に、ファンダイビングとスキルアップレッスンがあります。ファンダイビングは水中を楽しむための活動で、旅行先のツアーに参加するなどして活動範囲を広げられます。

一方スキルアップレッスンは、ライセンスレベルの制限を解除するために受講するものです。スキルアップレッスン受講後は、ファンダイビングの際に水深や潜水エリアの選択肢を広げることができます。Cカード取得後も継続して受講できる豊富なプログラムを設けているスクールもあるため、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」でも、Cカード取得後にスキルアップを続けるためのコースをご用意しています。続く部分では、それぞれのコースの内容もご紹介します。

さらに当スクールでは、スキルアップレッスンにランクや経験の範囲に合わせて参加できるダイビングツアーも提供しています。ダイビングツアーでもインストラクターがスキルのチェックやアドバイスを行い、ダイバーとしての経験を深めることができます。

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ダイビングライセンスはレベル別に分かれている

各ダイビングライセンスはレベル別に分かれています。初級を取得するとCカード取得となり、基本的なダイビング技術を身に着けられます。その後は、上級ライセンスを取得することで段階的にレベルアップしていける仕組みです。ここでは、当スクールで提供しているSNSI認定プログラムの各レベルについてご紹介します。

【初級】オープンウォーターダイバー

オープンウォーターダイバーは、SNSIのうち初めに目指すCカード認定です。プログラムには、学科講習、プール実習、海洋実習が含まれており、最短4日で取得できます。SNSIの初級プログラムは、他団体のプログラムよりも講習や実習の時間が長く取られているのが特徴です。初級の段階で中性浮力のスキルがしっかり身につけられ、後のスキルアップが効率的におこなえます。

【中級】アドバンスドオープンウォーターダイバー

アドバンスドオープンウォーターダイバーは、39mの水深でダイビングをおこなうためのトレーニングと認定です。5種類の学科セッションと5回の海洋実習をおこないます。海洋実習では、ナイトダイビングやボート、ドリフトダイビングも含まれており、ダイビング技術の幅が広がります。

 

BLSファーストエイド

BLSファーストエイドは、緊急時の応急手当やCPR(心肺蘇生法)を取得するためのトレーニングです。AHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインに沿い、2回の学科セッションと実施トレーニングをおこないます。緊急事態を引き起こすリスク要因や救助方法の基礎知識などを学び、社会貢献もできるダイバーを育成します。

酸素サプライヤー

酸素サプライヤープログラムは、酸素ユニットの正しい使い方と緊急時の対応方法を身につけるプログラムです。酸素供給の方法を学ぶことにより、減圧症などのダイビング後の体調不良に対応する方法を学べます。

レスキューコース

レスキューコースは、自分と他の人の救助を的確におこなうスキルとテクニックを身に着けるプログラムです。プログラム内容は、3回の学科セッションと4回の海洋実習です。万一のトラブル対応とともに、事故の原因となる不安やストレス発生の予防方法も学びます。

【上級】ダイブマスター

ダイブマスターは、ダイビングのプロとして仕事をしたい方が目指すライセンスです。ダイブマスターは以下の3つのコースを合わせた内容となっています。

  • ダイブガイド
  • ダイビングサイエンス
  • ダイブコントロールスペシャリスト

これら3つは1つずつ取得していくか、1つの「ダイブマスター」のコースとして取得するかを選択できます。

SNSIダイブマスターに認定されれば、世界中のダイビングポイントでダイブリーダーやアシスタントインストラクターとして働くことができます。

ダイビングライセンス取得にかかる費用の相場は、3万〜8万円程度です。費用の内訳としては、以下の項目が挙げられます。

  • 教材代
  • ダイビング記録のログブック代
  • Cカード発行の申請料
  • 実習地への送迎費用
  • 器材レンタル費用
  • インストラクターの人件費
  • 施設使用料
  • 宿泊代

スクールによって費用に差があるのは、実習で行く日程、場所、参加人数の違いなどによるものです。スクールごとの費用の内訳をよく確認し、自分にあった講習・実習が受けられるスクールを選びましょう。

東京ダイビングスクールBeyondでお得にライセンス取得をできる理由

東京ダイビングスクールBeyondでは、オープンウォーターダイバーコースを税込み19,800円でご提供しております。この価格で、機材のレンタル代・教材費など全カリキュラムで必要な費用が含まれています。

ダイビングは、大自然である海を相手にするため、ライセンス取得後もさらなるトレーニングを積むことが必要です。東京ダイビングスクールBeyondは、ライセンス取得費用よりもライセンス取得後の練習や経験にお金をかけてほしいと考えているため、破格の特別価格でご提供しております。初心者でも、お金をかけずにライセンスを取得できるダイビングスクールといえるでしょう。

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ダイビングスクールの種類

ダイビングスクールにも種類があり、それぞれ特色が異なることはご存じでしょうか。ここでは、ダイビングスクールを以下の2種類に分けて解説します。

  • 都市型のダイビングスクール
  • 現地型のダイビングスクール

都市型のダイビングスクール

都市型のダイビングスクールとは、海の近くではなく街中にあるスクールのことです。駅からアクセスしやすい場所にある場合が多く、仕事帰りなどにも通いやすいのが特徴です。

国内外を含めた様々なツアーを開催しており、都市部から送迎付きでダイビングスポットまで迎える便利なツアーもあります。ツアーではいつも一緒にダイビングをしているインストラクターやスクール内で知り合った仲間と潜ることができ、安心感が大きいのもメリットです。

現地型のダイビングスクール

現地型のダイビングスクールは、海の近くにあり、主にそのエリアを中心にダイビングポイントを展開している場合が多いです。メインのダイビングポイントでは、1人からでもインストラクターを付けて潜ることができ、ツアーの融通が利かせやすい点がメリットです。

また、インストラクターは地元の海に精通しているため、ガイド力が高く、旬の生物や水中景色を存分に案内してくれる点は現地型スクールの魅力です。現地型のダイビングスクールは、個人で現地に来店するダイバーが大半のため、毎回違う人と一緒に潜るケースが多いです。

ダイビングライセンスを取得したら行きたいおすすめのダイビングスポット

ダイビングライセンスを取得すると、旅行先への楽しみも一気に広がります。ここでは、ダイビングライセンスを取得したらぜひ体験していただきたい、おすすめの7つのスポットをご紹介します。

  • 徳之島(鹿児島県)
  • 御蔵島(東京都)
  • 伊豆山(静岡県)
  • 城ヶ島(神奈川県)
  • 真栄田岬(沖縄県)
  • 慶良間(沖縄県)
  • 水納島・瀬底島(沖縄県)

徳之島(鹿児島県)

鹿児島県徳之島は、鹿児島県本土から南へ約470kmに位置する島です。島中央には山々が連なり、周囲には亜熱帯性の照葉樹林が広がる自然豊かな島です。島周辺にはサンゴ礁があり、南方特有の海洋生物が生息しています。

徳之島のダイビングは、大物の生物や多様な地形が楽しめる点が特徴です。12月中旬から3月頃にはザトウクジラを見ることができます。また、マダラトビエイ、マンタなどの大物に度々遭遇するスポットもあります。さらに、洞窟、アーチ、ドロップオフなどのダイナミックな地形も観察できます初級者から上級者までレベルに合わせて豊富なスポットから選べるのも、おすすめポイントです。

東京ダイビングスクールBeyondでも、徳之島でザトウクジラと泳ぐ徳之島クジラツアーを開催しています。クジラとの遭遇シーンはダイビング後も忘れられないほどの大迫力でした。これからライセンスを取得する方々にもぜひ経験していただきたい体験です。

御蔵島(東京都)

御蔵島は伊豆諸島に属する島で、東京から南へ約200kmに位置しています。太平洋から押し寄せる黒潮により作られた、断崖絶壁が特徴の島です。黒潮がもたらす自然の恵みにより、栄養豊富な海には多くの魚が集います。まだ人の手が加えられていない領域も多く、自然豊かな環境で伸び伸びと暮らす水中生物の姿が見られます。

御蔵島はイルカが住む島とも呼ばれ、野生のイルカと出会える点が最大の魅力です。島周辺には、100頭を超える定住性のミナミハンドウイルカが生息しています。ドルフィンスイムはシュノーケリングでも可能ですが、スキンダイビングのスキルが高いとイルカがより興味を持ってくれるため、さらに楽しさが増します。

東京ダイビングスクールBeyondでも「御蔵島ドルフィンスイムツアー」を開催しています。船でイルカのいるスポットまで行き、見つけたら心ゆくまで一緒に泳いで遊べます。スノーケルスキルやヘッドファーストのスキルを身に着けておくと、安全にツアーを楽しめるでしょう。

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伊豆山(静岡県)

伊豆山は、熱海市にあるダイビングスポットです。メインの市街地より神奈川寄りの位置にあり、伊豆の中では都心に近いエリアです。他の伊豆のダイビングスポットに比べると、潜る人が少なく、穴場的なスポットともいえます。

伊豆山のダイビングスポットの特徴は、ソフトコーラルが色鮮やかな水中景観や魚群、豊富なマクロ生物です。水中には美しい景色が広がっており、水中撮影が好きなダイバーの方にもおすすめです。ありのままの姿の残る珊瑚を折らないよう気をつけながら泳ぐためには、中性浮力のスキルが必要です。難しい場合には、初心者向けのスポットを選ぶことも可能です。

城ヶ島(神奈川県)

城ヶ島は、都心から1時間半ほどでアクセスできる、三浦半島最南端の島です。約1000万年をかけ堆積したダイナミックな地層がユニークです。この地層は水中まで続いており、水中でも独特な景観が楽しめます。

城ヶ島の海は東京湾、相模湾、黒潮から流れ込む潮流により多種多様な生物が生息しています。岩場のマクロ生物やダンゴウオなどがダイバーに人気です。水深が浅めのスポットでも観察できる生物がたくさんいるので、初心者の方やじっくり生物観察したい方におすすめです。

真栄田岬(沖縄県)

真栄田岬は、沖縄本島中部の恩納村にあるダイビングスポットです。ドロップオフが続き、水深35mのスポットにつながるダイナミックな地形が見どころです。太陽光が白い砂浜に反射し、ライトアップ効果をもたらしている「青の洞窟」が、真栄田岬の一番の人気ポイントです。洞窟内の青色は時間帯によっても色味に変化があり、一日中楽しめます。

シュノーケリングでも楽しめる浅場には、リュウキュウハタンポやアカマツカサなどが生息しています。上級者向けのドロップオフの沖では、水深35mほどの位置でヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなどの人気生物も見られます。初心者から上級者まで異なる楽しみ方のできるスポットです。

慶良間(沖縄県)

慶良諸島は、沖縄本島から西方約40kmに位置する島々です。座間味島、阿嘉島、慶留間島、渡嘉敷島などの島々をまとめて、慶良間諸島と呼びます。周囲の透明度の高い海は「ケラマブルー」とも呼ばれ、2014年には国立公園にも指定されています。

慶良間の海では、ウミガメやマンタ、回遊魚など一年を通して様々な異なる生物を観察することができます。活動的な魚たちが見られる夏が最も人気のシーズンです。一方、夏以外の季節もレアな生物が見られるとして、中級・上級ダイバーが多く訪れます。

ダイビングスポットは慶良間諸島の周辺に点在しており、各エリアによって見どころも様々です。繰り返し訪れても、毎回違う魅力を見つけられるスポットとしておすすめです。

水納島・瀬底島(沖縄県)

水納島・瀬底島は、沖縄本島北部にある「本部エリア」と呼ばれる場所に位置する2つの島です。水納島は、本部港から船で約15分でアクセスできます。一周4kmの小さな島で、真っ白な砂地と透明度の高い海が特徴です。水納島では、サンゴの群生や岩場に集まるマクロ生物が見どころです。

瀬底島は、本島から全長760mの橋でつながっている島です。ボートダイブで、ドロップオフ、洞窟、サンゴ礁、魚礁など種類の豊富なスポットを楽しめます。初心者でも楽しめる地形ポイントや洞窟に潜むマクロ生物など、撮影にも適したスポットです。

ダイビングについてのよくある質問

ここでは、ダイビングライセンスの取得を検討している方が抱くことの多い質問について答えました。始める前の不安解消にお役立てください。

ダイビングは安全?

ダイビングに限らず、ほとんどのスポーツにおいて事故のリスクはつきものです。しかし、事故の原因の大半はヒューマンエラーによるもののため、正しい知識や技術を身に着ければ防げるものでもあります。ライセンス取得のための講習では、水中での注意点や万一トラブルが起きた時の対処法についてもじっくりと学びます。

初めはプールや浅場で練習し、しっかり技術を身に着けたことが確認できたうえでダイバーとして認定されます。また、実際に海に出た際には、インストラクターの指示に従うことやバディシステムを厳守することなども重要ポイントとなります。このプロセスを着実に踏めば、事故が起こる可能性を限りなく0に近づけることは可能です。実際、世界中で多くのダイバーが安全にダイビングを楽しんでいます。

ダイビングは一年中できる?

ダイビングは一年中楽しめるスポーツですダイビングでは、水温に適したダイビングスーツを選び着用します。冬場は、水を通さないドライスーツを着ることで保温効果が得られます。ドライスーツの下に衣類を着用することもできるため、一枚では寒い場合には厚手のインナーを重ね着することも可能です。

水温が高い季節のほうが快適なダイビングができますが、寒い時期しか見られない海の魅力もあります。たとえば、秋は夏よりも海の透明度が高く、季節来遊魚が増えるスポットもあります。また冬は海藻やプランクトンが減るため、一年のうち最も海が綺麗に見える季節です。海の宝石とも呼ばれるウミウシは、冬に観察しやすい生物です。寒さ対策をしっかりしつつ、冬の海の魅力を楽しむのも、ダイビングの醍醐味の1つです。

泳げなくてもダイビングはできる?

泳げない人でも、ダイビングの技術を身に着けることは可能です。まず、一般的なスイミングとダイビングで必要な泳ぎの技術は異なる性質のものです。泳ぎで多くの人が苦手とするのが、息継ぎです。しかし、ダイビングの場合は、空気タンクとつながっている「レギュレーター」を使用するため水中でも息ができます。泳ぎのように息継ぎのタイミングを図る必要がないため、難易度は低くなるといえます。

また、泳げない人によくありがちな不安が、「泳げないと沈んでしまうのでは」というものです。しかし、ダイビングの場合、水上に浮かばなくても呼吸を続けられるので心配はありません。ダイビング機材やウエットスーツも浮上できるように作られているため、沈むことを恐れる必要はありません。

さらに、ダイビングではインストラクターやバディがついていることがほとんどです。水中で何か緊急事態が生じた場合でも、一人きりではない点も安心材料となるでしょう。

ダイビングライセンスは一人でも目指せる?

ダイビングライセンスは、スクールに通えば一人でも目指せます。一人でスクールに入っても、ダイビングは一人でおこなうわけではありません。講習やツアーにはインストラクターが同伴します。また、スクール内の仲間とも一緒に潜る機会を通して仲良くなることができます。当スクールでは、たくさん仲間を作れるようなイベントやパーティーも企画しているので、ぜひご参加ください。

お一人様での参加は、技術習得の際のメリットもあります。安全にダイビングをするためには、自立したダイバーである必要があります。初めから一人で参加する方は、この点の意識が高く上達も早い傾向にあります。同伴者を気にせず練習に集中できるため、習熟度も深まるでしょう。

ダイビングライセンス取得可能な年齢は?

ダイビングライセンスは10歳から受講可能です。10歳から14歳までは、潜れる水深などに制限のある「ジュニアオープンウォーターダイバー」のライセンスになります。取得したジュニアライセンスは、15歳以上になれば再度講習を受けることなく一般のライセンスに切り替わります。

一方、ダイビングライセンスには年齢の上限はありません。高齢の方でも、ライセンスを取得してダイビングを楽しむことは可能です。ただし、ダイビング参加の際は病歴診断書の提出を求められます。年齢に関わらず、健康に問題がある方の場合は安全のためプログラム参加が不可能となる場合もあります。

もしタンクの空気がなくなったらどうなるの?

ダイビングで水中に潜る時は、残圧計でタンク内の空気の量を確認するのが必須です。水中でこまめに残圧計をチェックしていれば、空気が急になくなることはありえません。また、ダイビングは基本的にインストラクターやバディと一緒におこないます。万一空気が少なくなったら、オクトパスを使い、空気を分けてもらうこともできます。緊急時の対応については、講習の際にも練習するため、しっかり身に着けて置けば安心です。

余裕のある潜水計画を立てるのも、ダイバー必須のスキルです。タンクの空気は最後まで使い切らず、ダイビング終了時には全体の25%は残しておくのが基本です。慣れないうちはあまり深く潜らずに経験を重ねることで、安全なダイビングをおこなえます。

1回にどのくらいの時間潜る?

レジャーダイビングでは、1回に30分〜1時間程度潜るのが一般的です。潜る時間の長さの制限は特にありませんが、タンク内の空気の量と体内に蓄積する窒素量を考慮すると、潜れる時間には限りがあります。

これらの要素は、ダイバー自身の肺活量や海の環境による運動量などで違いが出ます。潜水する深度は深ければ深いほど体への影響も大きくなるため、潜れる時間は短くなります。深度18mでは40分ほど潜れるのに対し、30mでは30分程度になる、といった具合です。

また、ダイバーの経験によっても体力の消耗度は異なります。初めは無理をせず短時間のダイビングを重ね、次第に時間を延ばしていくと、安全にダイビングを楽しめるでしょう。

悪天候の時はダイビングはどうなる?

ダイビングは悪天候で中止になることは滅多にありません。台風や大雨のような極端な天候でない限りあまり影響を受けずに続行できます。一方、天候よりも波のうねりや高さのほうが影響を受けやすく、ダイビングスポットの海が潜水禁止になればダイビングもできなくなります。

雨の日はキャンセルにはなりにくいものの、注意点もあります。河口にあるダイビングスポットは雨により海の透明度が悪くなる場合があり、視界に注意が必要です。また、雨の日は気温が下がるため、陸に上がった後体が冷えないように防寒対策をしっかりする必要もあります。

体験ダイビングの経験は必須?

体験ダイビングとは、ライセンスを持っていない人が旅行先などで参加できるアクティビティのことです。手軽にダイビングの楽しさを味わうのに試すのもよいですが、ライセンス取得にあたって体験ダイビングの経験は必須ではありません。ライセンス取得のカリキュラムは、未経験の方でも基礎から学べる内容になっています。まず自宅学習をおこない、学科、実習と段階的に学べるので、全くダイビング経験がない方でも安心です。

サメに襲われることはある?

映画などの影響で、「海でサメが人を襲う」という強烈なイメージが根付いている方も多いようです。しかし、実際にはサメは臆病かつ神経質な性格で、人を襲うケースはとても少ないです。日本では、漁師がサメに襲われた事例はわずかながらあるものの、ダイバーの事例は発生していません。万一サメに遭遇した時の対応法として、背を向けて逃げない、急に動かない、などの方法があります。落ち着いて行動すれば、サメがその場からいなくなる可能性が高いです。

ダイビングスポットに人を襲う種類のサメが現れることはほぼありません。一方、おとなしいハンマーヘッドシャークやジンベエザメなどはダイバーからも人気のサメです。これらのサメは危険性がなく、水中での様子を観察して楽しむことができます。

ダイビング学科のテストは難しい?

ダイビング学科は、自宅学習をしてから学科講習に臨む形式なので、事前準備をしていれば学科の知識がしっかり身に着きます。学科修了後のテストは、学科講習をきちんと聞いていればそれほど難易度は高くありません。テストは4択形式でマークシートを使うため、単語などを暗記する必要もありません。

合格点は90%で、合格点に達しなかった場合は別日に再テストの流れとなります。SNSIインストラクターは、合格できなかった参加者と理解度を確認することが求められています。インストラクターの助けを借りてしっかり復習をおこなえば、再テストでは合格できるはずです。

実習で合格できない人もいる?

プール実習や海洋実習では、器材の使い方や水中での適切な動き方を確認します。習得の速さには個人差があるため、カリキュラムで定められている時間内にマスターできない方もいます。その場合は、補講をおこなうことになりますが、安全なダイビングのためにはこの段階で基礎をしっかり身に着けておくことが大切です。プールや限定海域で心配要素を解消してから、次のステップに進みましょう。

ダイビングライセンス取得で何ができるようになる?

Cカードを取得すると、ダイブリーダーと昼間の水深18mまでのダイビングができるようになります。世界的に知名度がある団体のCカードを取得すれば、日本国内だけでなく海外でのダイビングも楽しめます。当スクールのカリキュラムでは、世界的にも認知度の高いSNSIのライセンスの取得が可能です。体験ダイビングよりも自由度の高いファンダイビングを楽しめるようになるのが、ライセンス取得の利点です。

Cカードを取得したら、さらなるレベルアップとしてバディと一緒に39mまで潜水が出来るアドバンスオープンウォーターダイバーの取得も目標にできます。このライセンスを取得すると、洞窟探検やナイトダイビングもできるようになります。

ダイビングライセンスの取得時に器材を買う必要はある?

ダイビングの器材は、購入とレンタルどちらも可能です。ダイビングライセンス講習は、器材を持っていなくても受講可能です。ただし、ライセンス取得後はダイビングの頻度を高めたいという方は、器材の購入がおすすめです。自分の器材を持っていると、いつも同じものを使う安心感があり、他の人と共有しないのでより衛生的です。器材の購入にはまとまった費用が必要ですが、1年間月1回以上ダイビングに行く方であれば、購入費用の方が安くなるケースが多いです。

将来的にドリフトダイビングやテックダイブなどのエキサイティングなダイビングを試したい方は、器材の重要性が高まります。そのようなダイビングでは、自身の慣れ親しんだ器材を使ったほうがミスが起こりにくく安全です。また、身長に対し横幅が大きい方や、細身の方など、レンタルのダイビングスーツでは体格にぴったり合わないケースもあります。その場合は、器材はレンタルを使うとしても、ダイビングスーツだけは自前のものを揃えると快適なダイビングができます。

ダイビングライセンス取得後は何をしたらいい?

ダイビングライセンスを取得してからが、ダイバーとしての活動の始まりとなります。一般的には、ダイビングへ出かける時は「ツアー」へ参加するケースが多いです。各スクールにより様々なツアーを提供していますが、初めに行くのにおすすめなのは、講習で行ったことがある場所です。一度行った場所にもう一度行ってみると、講習時よりも余裕を持って潜ることができ、水中をより楽しめるはずです。

どのツアーに参加していいかわからない時は、インストラクターに相談してみるものも1つの手です。ダイビングスポットによって、見合ったレベルや必要スキルは異なります。レベルにあったツアーを段階的に経験していくと、自信がつけられるでしょう。珍しい生物や水中景色が見られるスポットを目指し、ツアー参加の目標を立てるのもおすすめです。

まとめ

ダイビングライセンスとは、自立したダイバーとしてファンダイビングを楽しむために必要な資格です。正式名称はCカードで、ダイビングスポットの施設を利用したり、ツアーに参加したりする際に提示を求められます。世界的に認知度の高い団体の認定するライセンスを取得すれば、国内外でダイビングが楽しめるようになります。

ダイビングライセンス取得には3〜4日かかるのが一般的です。プログラムの内容としては、学科講習やプール実習、海洋実習をおこないます。安全に水中で活動するうえで必要な知識や技術を身に着けた後に、様々なロケーションでのダイビングに挑戦できるでしょう。

当スクール「東京ダイビングスクールBeyond」では世界基準のカリキュラムでSNSI認定ライセンスを取得できるコースをご用意しています。最短4日で取得可能で、コース後も各種ツアーへの参加やインストラクターのサポートを受けることが可能です。ライセンス取得に関心を持たれましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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