中級・上級以上のダイビングで起こりえる「過呼吸によるパニック」 実際の原因から対処・予防法を紹介 東京ダイビングスクールBeyond
Beyondメンバーの皆様に、いつも楽しい内容のブログですが、今回は水中
パニックに陥る原因の一つ。「過呼吸によるパニック」について紹介します。
先日の神子元ツアーで、過呼吸によるパニックがあったので、Beyondメンバーの後に生きる情報としてあえて書かせていただきますね!
潜降してガンガンすすむと・・・ちょっと過呼呼吸によるパニックなってしまった方がいまいした。
(問題なく対処したのでその後楽しく潜りました。本人もいい経験になって2本目はより楽しみました)
中級以上のポイントで起こることがあるこのパニック。
私も以前2回ほど経験した事があります。
さすがにパニックまでは至らず自分でコントロールをしましたが、呼吸が浅く早くなり、「吸えない・・・」という感覚になり
急に恐怖感にかられ水面に出たくなる衝動がおきます。
この原因としては
・はやく泳ぎ無呼吸の状態を続けた後、急に止まる
・泳いでいるけどなかなか進まない・・・おいて行かれる。流されるという不安
・先の見えない不安や緊張から、呼吸が早くなる
などがあげられます。
私の場合は、今くいかない生徒を何度も何度も助けに行ったり、生徒を引っ張って泳いだ後におきました。
呼吸が浅く早くなり、【息を吸いたいのに息が吸えない・・・】【浮上したい】と思いましたが、直し方を知っていたので、普通にダイビングを続けました。
呼吸によるパニックはこの
【息を吸いたいのに息が吸えない・・・】【浮上したい】という症状になります。
この様になってしまった時は
着底し。何かにつかまり、すべての動きを停止する
そして「呼吸をたくさん深く長く吐き、ゆっくり吸う」を繰り返します。
そうするとどんどん楽になり、不安も苦しさもなくなります。
今回の方も同じ対処法で、直し普通にダイビングを続けることができました。
上級ポイントは楽しいですが、その分周りのダイバーのレベルも高いし、スピード感も出てきます。
それをイメージでき、準備しトレーニングしたダイバーは、そんなダイビングを楽しめますが、そうでないダイバーは不安しかなく、楽しむことが難しくなります。
今回、過呼吸気味になり、浮上したくなってしまった方のケースは、過度な緊張と初めての体験とレベルに大きな不安がある状態だったと思います。
アシスタントのYUくんが気付きサポート、その後私が行き対処しました。
では実際にこのようになってしまった時はどうすればいいのか?
①ダイバーズベルで音を鳴らし、ガイドやバディに知らせ、待ってもらう
②着底できるなら着底し、岩につかまり動かず深呼吸。中層であれば、バディの肩や腕をつかませてもらい、動きをやめて深呼吸。
まず音を出し、みんなに注目してもらいトラブルがあったことを知らせる事が重要です。万が一の時は実行してください。
しかし最も大事なことは、予防することです。
予防は・・・「トレーニング」するしかありません。
たくさん泳ぐ!
過度なストレスをわざとかけ、それを取り除く!
水中を早く泳ぐときは、無呼吸ではなく、呼吸をしながら泳ぐ!
この3つが重要です。
このようなことを実際に練習できるのが「ダイブガイドコース」です。
今回のツアーでBeyondメンバーのみんなには最低でも「ダイブガイド」コースを受講してもらいたいと思いました。
目の前に100匹以上のハンマーヘッドシャーク!スーパードリフトダイブ!
本当にすごい海がある!しかし安全に楽しめるかどうかは自分の腕次第。
ダイブガイドコースで手に入れることができるのでぜひ皆さん受講してみてください。
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