ダイビングスクールでのライセンス講習の内容|かかる期間は何日?

ダイビングスクールでのライセンス講習

都会の喧噪を離れて、普段経験したことのない、非日常な世界を楽しめるのがダイビングの最大の魅力です。見たこともない珍しい魚など、自分の知らない生き物と遭えると思うだけでも楽しめることでしょう。

しかしダイビングを始めるにあたって、どうすれば始められるのか、費用や期間はいくらぐらいかかるのかなど、興味があってもわからないことが多くて不安に思う方も多いでしょう。

この記事では、ダイビングを始めるために、まず必要となるライセンス講習にスポットを当てて、初心者向けのコースにかかる期間と、講習内容を紹介します。

 

ダイビングにはライセンス(Cカード)が必要

自由にダイビングするには、基本的にCカードと呼ばれるライセンスが必要です。

なおCカードがなくても、体験ダイビングであれば行えます。体験ダイビングとは、ダイビング初心者を対象としたダイビングのことです。

レジャー感覚で気楽に楽しみたい方に向いています。

 

ただし潜れる最大深度に12mという規定があるなど、さまざまな制約があるのも事実です。

より自由にダイビングを楽しむためにも、Cカードの取得をおすすめします。

 

自由なダイビングを行いたい方は、ライセンスを取るためにダイビングスクールへ入るのが一般的です。

ダイビングスクールでは、実技を通してダイビングのノウハウを学習しつつ、Cカードの取得を目指せます。

 

Cカードとは?

Cカードとは、「ダイビングに関する最低限の知識とスキルを身につけていること」を証明する認定証です。CカードのCは「Certification(認定)」の頭文字からきています。

ダイビングをする際は、現地のスタッフにCカードを見せないとダイビングに必要な道具を貸してもらえないため、日本でも海外でも常に携帯していなければなりません。

 

ライセンス取得にかかる期間と講習の流れ

ライセンス取得にかかる期間は、3〜4日程度です。

ここでは、多くの場合最初に取得する「オープンウォーターダイバー」のライセンスを取得できるコースの流れを解説します。

 

1日目:学科講習

学科講習

講習時間は約3時間です。1日で全部終わらせる必要なく、2日に分けて受けることもできるようになっているスクールも多いようです。

この講習で学ぶことは、安全にダイビングをするために必要な知識です。

 

ダイビングは、普段と違う環境で行うスポーツです。水中という特別な環境で行うわけですから、身の安全を守るためには、知っておかなければならないことがたくさんあります。

ダイビングは器材に依存するスポーツです。水中ではレギュレーターなどの器材を使わないと呼吸ができません。また、ものの見え方や聞こえかたなど、さまざまなことが陸上とは異なります。

学科講習では、こうした器材の使い方や、環境にあわせた制御の仕方など、器材に関して多くのことを学びます。

 

ライセンスを取得するときに、最も重要なことは、「安全に」ダイビングするための、知識と技術を身につけることです。

機材の準備の仕方や実際の使い方、トラブルへの対処方法、水中での身体にかかる負荷や変化、安全に潜るためのルールなど、一般的なダイビングに関連する知識を学ぶことになります。

 

2日目:プール講習

プール講習

水中での講習はプールから始まります。

まずは、足で立てる深さのところから練習を始めます。慣れてきたらダイビング専用の5メートルの深さのプールに移動し、プールの中でトラブルの対処や基本的な水中でのスキルを学びます。

講習は経験豊富なインストラクターによって行われます。

インストラクター1人あたりの受講者の数も決められていますので、安全にはしっかりと配慮された講習となっています。

 

プール講習の学習項目は、ダイビングの基本である、器材の装着方法や使用方法やトラブル時の対応などです。

たとえばレギュレーターが外れてしまったときのリカバリやクリアの仕方や、マスクの脱着の仕方、マスクに水が入ったときのマスククリアの方法、エア切れになってしまった時にバディの予備の空気源を吸う方法、ハンドシグナルの方法などを学びます。

 

3~4日目:海洋講習

海洋講習

プール講習で学んだスキルを、実際の海で練習します。

海洋実習の目的は、海に慣れることです。プール講習で習ったダイビングの知識と技術をつかって、海に実際に潜るために少しずつ海の環境に慣れていくのです。

海洋講習では、プール講習で習ったことをはじめて実践する機会であり、ようやく楽しみにしていた海でのはじめてのダイビングです。海洋実習を経て、あなたもダイバーへの第一歩を踏み出すことになるのです。

 

海洋講習では、まずはエントリーといって海の入り方を学びます。そしてプール講習で学んだマスククリアやレギュレータリカバリなどを、海洋で実際にできるか試します。

それができると、実際の海で潜行と浮上の練習をします。

ほかにも、どのようにして水中の位置を把握するかという水中でのナビゲーションを学び、身の安全を確保するために重要な緊急時の対応を学びます。

 

実践的なスキルを練習し、ダイバーとして海に潜るための基礎的な知識と技術を身につけます。

 

ライセンス講習中に上手くならなかったら?

ライセンス講習中に上手くならなかったら?

水中世界はすべてが非日常であり、人間にとって不自然なため、うまくできないこともあります。それは普通のことです。

しかしどんな方でも練習を繰り返すことにより、慣れて余裕ができ、上達できるのがダイビングの良い所でもあります。

 

追加費用を払えば、何度でも練習させてくれるスクールが多いといわれています。

特に海洋実習は、習うより「慣れる」ことが上達の近道でもあるので、スクールによっては余裕を持ってカリキュラムを設定している場合もあるのです。

上達に不安を感じている場合は、それぞれのスクールのカリキュラムを確認して、自分の上達ペースにあったスクールを選ぶとよいでしょう。

 

まとめ

スキューバダイビングを始めようと考えている方に、ライセンス講習の内容を中心に説明してきました。

東京ダイビングスクールBeyondでは、初心者でもライセンス取得をじっくりと検討できるように、ライセンス取得に関する無料説明会を実施しています。

無料説明会では、ライセンス取得の流れから、海でのリスクまで詳細に説明がありますので、ダイビングのライセンス取得を検討している方にとってはいろいろな知識を得られる良い機会です。

スキューバダイビングを始めようと考えている方は、この無料説明会に参加してわからないところを確認してみてはいかがでしょうか。

 

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